逆くしゃみ(リバース・スニード・シンドローム)

逆くしゃみとは、空気を鼻孔から急速に押し出す現象の通常のくしゃみとは違い、鼻孔から空気を急激かつ連続的に吸い込む発作性の呼吸の現象をさし、病気ではありません。

逆くしゃみの原因は?

逆くしゃみの原因は未だ解明されていません。アレルギー性、ウイルス感染、細菌感染、異物、軟口蓋過長症などが影響している可能性もあると言われていますが、多くの場合が原因不明の特発性です。

逆くしゃみの様子として、首を前方に伸ばし、目を開き、起立した状態であることが多いようです。

その時の姿は鼻に何かついたものを振り払うようで、さらに大きな鼻息音で鼻から急速に空気を吸い込み、まるで豚がフゴフゴ鳴くような音を出します。通常は数秒から1分間で治まることが多いです。

好発犬種は小型犬や短頭犬種、特にプードル、パピヨン、チワワ、ヨーキー等でよく見られると言われています。

逆くしゃみの治療は?

特に逆くしゃみに対する治療は必要ありませんが、逆くしゃみが起こった時の対処法として、舌を触ってつばを飲み込ませる、のどや胸をマッサージする、鼻の穴を閉じる等に効果があると言われています。

また、逆くしゃみの症状に似た呼吸器疾患も多く存在しますので、少しでもいつもと違う呼吸の様子、行動の変化が見られた場合は動物病院に受診しましよう。

 

03

 

関連の記事

  • 肺炎肺炎 肺とは胸にある呼吸器の中枢器官で、酸素と二酸化炭素のガス交換を行う伸縮性の高い袋状組織のことを言います。 空気は、鼻や口から咽頭(の […]
  • 軟口蓋過長症軟口蓋過長症 軟口蓋とは、口腔の奥の部分で前方の硬口蓋に続く軟らかい部分のことです。 この部分は通常、呼吸の邪麿をすることはなかなかありませんが、 […]
  • 猫喘息猫喘息 猫喘息(ねこぜんそく)とは猫のアレルギー性呼吸器疾患の1つです。 急に何か吐きたそうな様子で咳をした場合は猫喘息が疑われるでしょう。 […]
  • 気管虚脱気管虚脱 気管とは口から肺までの空気の通り道で、35~45個のC型の軟骨輪からなり、それらが筋肉と靭帯によってチューブ型の構造を作っています。 […]
  • 水頭症水頭症 水頭症は、脳内の圧力が異常に高まることによって、様々な神経症状を示す病気です。 頭蓋骨の内部には脳室と呼ばれる空間があり、脳脊髄液と […]
  • Screenshot_1ウサギの斜頸 斜頸とはかしげるように首を斜めに傾ける症状のことを指します。これはウサギの神経症状として最も多くみられます。 ウサギの斜頸の原因は? […]
公開日:2014/10/24
更新日:
治療は光が丘動物病院グループへ
日本で数少ない「1.5次診療」をおこなっている当グループは、
大学病院に匹敵する獣医療の提供飼い主様に徹底したインフォームド・コンセントしています。
大切な家族でお困りの際には、お気軽に相談ください。

PAGE TOP