骨軟骨症/離断性骨軟骨炎

骨軟骨症は軟骨内に骨化が発生する全身性の疾患です。関節の軟骨部分の骨化が正常に進まないために生じます。

骨軟骨症が進行して関節軟骨や関節を破壊すると、離断性骨軟骨炎が続発します。症状が進行すると軟骨の小片が骨から剥がれ落ち、関節内を遊離する関節鼠(分離した骨片または軟骨片)を形成することもあります。

骨軟骨症は成長の早い大型種の若い犬にみられ、肩や肘や飛節や膝の各関節に多発します。発生は雄犬に多いようです。まず6~9ヶ月齢で踉行するようになり、それが数週間から数ヵ月続きます。そして数週間周期で再発します。

骨軟骨症/離断性骨軟骨炎の治療は?

診断には病歴を慎重に聴き出すことと、完全な身体検査とレントゲン検査が必要です。

多くの犬では休養投薬で回復しますが、一部の症例では軟骨片の外科的摘出が必要となります。ほとんどの症例では完治が期待できます。

03

関連の記事

  • 前十字靱帯断裂前十字靱帯断裂 靭帯は強い線維組織でできていて2つの骨を連結しています。 膝の上には太ももの大腿骨(太い骨)と膝から下にはすねの脛骨(細い骨)があり […]
  • 11_1脛骨粗面剥骨折 下腿の骨は脛骨と腓骨の2種類があります。その脛骨の正面上部あたりに「脛骨粗面」があります。 大腿四頭筋(太ももの筋肉)の腱が膝蓋骨( […]
  • リウマチ性関節炎リウマチ性関節炎 関節に炎症と腫脹を引き起こす自己免疫性疾患です。 この病気は関節を取り巻く組織に免疫複合体が沈着した結果起こると考えられています。自 […]
  • 股関節形成不全股関節形成不全 股関節形成不全とは太ももも骨と骨盤を結合する股関節の形が先天的に異常な状態をいい、股関節が不安定な状態になることです。 この病気の犬 […]
  • 臍ヘルニア臍ヘルニア 臍ヘルニアとはへその所で腹腔内内容物が皮下に脱出することです。 俗にいわれる「でべそ」とは臍ヘルニアであることも多くあります。 […]
  • 膝蓋骨内方脱臼膝蓋骨内方脱臼 小型犬の代表的な関節疾患で歩行障害や痛みを引き起こします。 膝蓋骨脱臼は全ての犬種で発生しますが、一般的には内方脱臼は小型犬に、外方 […]
公開日:2014/10/24
更新日:
治療は光が丘動物病院グループへ
日本で数少ない「1.5次診療」をおこなっている当グループは、
大学病院に匹敵する獣医療の提供飼い主様に徹底したインフォームド・コンセントしています。
大切な家族でお困りの際には、お気軽に相談ください。

PAGE TOP