内分泌系

尿崩症

尿崩症は主に多飲多尿を主訴とする病気です。尿崩症は原因によって中枢性尿崩症と腎性尿崩症に大別されます。 中枢性尿崩症は下垂体から分泌され、腎臓の集合管で水の再吸収を促進する作用をもつアルギニンバソプレシンというホルモンの分泌障害に起因し、水を腎臓で吸収できない…

続きを読む

上皮小体機能亢進症

上皮小体ホルモンの働きとは、血液中にカルシウムが不足するとカルシウムを骨から放出させ、血液中のカルシウムの濃度を上昇させます。    原発性上皮小体機能亢進症 腫瘍などにより、上皮小体が過剰に上皮小体ホルモンを産生します。この疾患は老齢犬で稀にみられます。 二…

続きを読む

上皮小体能低下症

上皮小体ホルモンは、血液中のカルシウムの濃度を上昇させるホルモンです。 血液中にカルシウムが不足するとカルシウムを骨から放出させ、腎臓からの排出を抑制します。 上皮小体機能低下症 上皮小体ホルモンの分泌量が正常より少ないか、分泌されたホルモンが正常に機能しませ…

続きを読む

甲状腺能亢進症

甲状腺は頸部にある2葉の腺です。 甲状腺から産生される、甲状腺ホルモンは体内の多くの代謝経路に影響を与えます。一般的に、甲状腺ホルモンは、体の代謝率または代謝速度を調節します。 甲状腺能亢進症の原因は? 甲状腺機能亢進症は歳をとった猫の病気で、甲状腺ホルモンの…

続きを読む

甲状腺能低下症

甲状腺は頸部にある2葉の腺です。甲状腺から産生される、甲状腺ホルモンは体内の多くの代謝経路に影響を与えます。 一般的に、甲状腺ホルモンは、体の代謝率または代謝速度を調節します。 甲状腺能低下症の症状は? 甲状腺機能低下症とは甲状腺機能の低下により、この甲状腺ホ…

続きを読む

クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)

クッシング症候群とは副腎からステロイドホルモンであるコルチゾールが過剰分泌されることにより引き起こされます。クッシング症候群はゆっくりと進行する病気で、初期の徴候はしばしば見過ごされてしまいます。 クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)の症状は? 初期には食欲…

続きを読む

アジソン病(副腎皮質機能低下症)

アジソン病は、副腎皮質から分泌される副腎皮質ホルモン(ステロイドホルモン)が不足することによって起こる病気であり、犬でしばしば認められ、猫ではきわめてまれです。 副腎皮質ホルモンの産生が低下すると体に塩分(ナトリウム)が保てなくなり、血液量は少なくなり、心臓の…

続きを読む

糖尿病

動物の体を構成する細胞は、体に取り込まれ蓄えられた糖分を血液から吸収して、エネルギー源として活用しています。 その際に血液中の糖分を細胞内に押し入れる役割を果たすのが、膵臓から分泌されるインスリンというホルモンです。 このインスリンの分泌の低下や効果の低下によ…

続きを読む

低血糖症

低血糖症とは、血中の糖分濃度が著しく低下してしまう病気です。 脳は血液中の糖分を唯一のエネルギー源として活動しているため、血糖値が低下すると脳が大きく影響を受け、無気力になり、痙攣(けいれん)発作などの全身症状へ発展します。 低血糖症の原因は? 子犬の低血糖症…

続きを読む

治療は光が丘動物病院グループへ
日本で数少ない「1.5次診療」をおこなっている当グループは、
大学病院に匹敵する獣医療の提供飼い主様に徹底したインフォームド・コンセントしています。
大切な家族でお困りの際には、お気軽に相談ください。

PAGE TOP