寄生虫に感染した

疥癬症

疥癬症(かいせんしょう)はヒゼンダニによって起こる皮膚病です。 犬、猫以外にもウサギ、フェレット、ハムスターにも見られます。 疥癬症の症状は? 接触感染が強く、激しい痒み、皮膚に赤いブツブツができ、毛が抜け、たくさんのフケが出ます。 ヒゼンダニは毛の少ない皮膚…

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毛包虫症

ニキビダニ(毛包虫、アカラスともいう)というダニの一種が、動物の毛包及び皮脂腺に寄生して発症する皮膚病で、ほとんどの哺乳動物にもとから寄生しています。 ニキビダニは、卵からかえって、幼虫、若虫、成虫へと成長しますが、全生涯を寄生した宿主の皮膚で過ごします。 ニ…

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鞭虫症

犬鞭虫という5~7cmほどの白く細い「鞭(むち)」のように見える吸血性の寄生虫によって引き起こされる病気です。 鞭虫症の症状は? 少数寄生の場合にはほとんどが無症状ですが、犬鞭虫に多数寄生されると大腸が障害を受けて大腸性の下痢を生じ、粘液や血の混じった下痢便を…

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糞線虫症

糞線虫の成虫は、約2mm程の細長く白色糸状の形状です。この糞線虫がイヌ、ネコ、サル、ヒトなどの消化管(小腸)に寄生して、下痢など様々な症状を起こします。 糞線虫は腸の中で卵はから孵化するため糞便中には幼虫の形で出てきます。 幼虫は体の外で成長・脱皮を繰り返して…

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条虫症

条虫(じょうちゅう)は犬猫の消化管に見られる寄生虫です。 頭部と長い平らな片節の体部からなっています。片節は便中に排出され、頭部は消化管粘膜に付着して新しい片節を作ります。 条虫症の症状は? 健康な成犬では無症状な事が多いですが、多数寄生例や子犬の場合には削痩…

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鉤虫症

鉤虫(こうちゅう)は比較的多い犬猫の消化管寄生虫です。成虫は小腸に寄生し、卵は糞便に排泄されます。診断は顕微鏡での糞便検査による虫卵の確認で行います。 動物は成熟虫卵や幼虫を食べたり、皮膚や足の裏から幼虫が侵入したり、母親の子宮の中で幼虫が胎仔に移行したりする…

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回虫症

回虫は、ミミズを白くしたような、長さが7~15cmぐらいの虫です。 糞便中に排出された虫の卵は、外界で発育して成熟卵となり、犬が口から食べ物などといっしょに飲み込むことによって感染します。この成熟卵が小腸でふ化して子虫となっていきます。 なお、妊娠している犬が…

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マダニ感染症

マダニは、木や草の葉先に生息し、犬がそこを歩いた時に付着してしまいます。 犬の被毛に付着したダニは皮膚の柔らかい部分に口器を差し込んで吸血します。犬の体表にアズキ大から大豆大の光沢のある赤黒い色をした虫が皮膚にしつかりと食い込むように付着していたらマダニです。…

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ツメダニによる皮膚炎

ツメダニによる皮膚炎は小さなダニがイヌ、ネコ、ウサギ、ヒトの皮膚の表層に寄生して起こります。 感染をうけた動物は背中にふけがたまり、時として首や頭にもたまります。このほか皮膚の赤みが見られることもあります。 ツメダニによる皮膚炎の症状は? 通常かゆみはあまり強…

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シラミの寄生

シラミが犬や猫の体表に寄生すると、多くの場合とても強い痒みが生じ、しきりに体をかいたり噛んだりするようになります。 このため皮膚にかき傷ができたり脱毛がおこったりします。これに細菌の二次感染が加わると皮膚の状態はさらに悪化してしまいます。 シラミの寄生の原因は…

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